戸建は既に数年間空き家となっている状態です
空地については、所有者様も御覧になった事がない相続物件であるそうです
(実際に相続物件を見たことがないという事例は、大変よくある話なのです)
私どもも数年前にご相談を受け、現地を見て以来、ずいぶん久しぶりに再度現地を見させていただきました
ご売却を検討されるという事もあり、準備が必要な状態でした
所有者様が現在動ける状態ではないという事で、3/7の本日、弊社2人で2か所の現地の草木を伐採を敢行致しました
①AM9:00荏原町の空き家の植木鉢などの処分
(車一杯になりました!!!!36
・・・植物がお好きな方の家は植物だらけなのですよね)
②千葉県八街市の相続された土地上の大きな木々を伐採・・・弊社部長がノコギリをもって大木に上り隣地方面及び道路上にまで伸びてきている枝の伐採を致しました
(途中で部長が木から落ちるアクシデンもありましたし、慣れない作業で手足が引きつってきてしまう結果になりました。そこで中断しましたが、はみ出している枝のほとんどは伐採完了いたしました)
帰社時間は16:30過ぎとなりました・・・
空家にしておくことは、エリアにも色々な面で影響が出てしまうものです
やはり、不審火であったりとか、植物の繁茂・動物などの棲みつきや、不審者などの侵入などです
(ご近所の苦情などもありますしね)
ただ、空家を所有されていらっしゃる方々のお気持ちもわかります
ご相談を受けていると、どうしても手が回らないのだという気持ち及び事実が分かります
仮に、「近所に住んでいる・比較的時間に余裕がある・体も元気であるといった条件が揃っている」としても、どうしても空家の手入れは後回しとなってしまうものなのです
今の時期はまだ、植物などは成長のスピードが遅いから何とかなりますが、雨などが降り、暖かくなってしまいますと、あっという間に建物が植物に覆われてしまったりします(恐怖の館の装いですよね、空家っていうものは)
そうなってしまいますと、まずは気力がわいてこない・・・だから後回しにしてしまう
➡💀さらにひどい状態となり、業者に頼まなければという状態😭になってしまいます
建物の劣化も同時に進行するものです
やはり、室内の空気の入れ替えなどを定期的に行わなければ、カビも繁殖しますし、害虫なども発生したします
(実際にそこに住まわれていないのだから、ちょこっと3か月くらい放置してしまいがちにはなってしまいますよね)
やはり、使っていない不動産を所有し続け、管理するのはお金も時間もかかってしまうものです
相続物件などの場合には、親族の誰が費用負担をするのか・管理をするのかについては、どこの相続物件に関しても意見は纏まりにくいものです
不動産は大きな財産でありますので、処分をしようとすれば、どの親族様もご自身のご意見を発せられるものです
収入分配に関しても意見が纏まらないのに、管理に関して纏まろうはずもありません
大半の相続物件はこのケースに陥ります
みんながそうだから安心してくださいとは申せません
ただ、親族だからこそ意見が纏まりにくく、長くなってしまうものなのです(それぞれの方がご自身を優先させて考えてしまうのも当然ですからね)
世の中にはそんな空家が散見されます
(行政も空き家・空地解消に向け、助成金を出してみたりと対策を練ってきておるのですが、個人の財産であるという事もあり、まだまだ難しい問題も山積しておりますので牛歩状態であります)
解決するまでの期間は、早くて5年、普通に10年とも言われております
(時間が経過していきますと、相続関係者内にて相続などが起きてしまい、関係者が激増し、話を纏めるどころではないという状態に陥いるケースも出てきています)
都心部エリアの空き家に関しましては、ご親族も熱心に関わり合いを取ろうとされますので、まだ少しだけ期待が持てます
一番困るのは、遠くの相続物件(地方都市)です
地方都市とはいっても、中心地であればまだ大丈夫なエリアも存在するようではございます
しかしながら、城南エリアといっても空き家は増加しつつあるのも確かなことなのです
私たち不動産業者も何とか空家を動かそうと、色々と試みるのですが、簡単にはいきません
そこにはご親族などの関係者様方の入り乱れた想いがいっぱい詰まっているからです
拗れている物件を動かすのは、大変難儀なものです
令和ジャパンの現在は少子高齢化社会
従来の常識も変わってきております
財産を持っていらっしゃるのは高齢の方が多いのではないでしょうか?
都心部エリアに昔からお住まいで大きな家を所有されていらっしゃるのは、やはりある程度年齢を重ねられた方が多いですよね
焼け野原から日本を再興させるために、贅沢せずに頑張って現在の日本を創造された方々です
失礼とは思いますが、あえて言えば、頑固(融通が利かないという言い方もできますが)であるのは当然です
何もないところから現代日本を創造してきたという気骨がある先輩方なのですから・・・
最近のご売却の相談で多いのが、1位;ご実家についてのご相談 2位;離別を考慮されている方の財産分与のご相談が多いようです
他にも言いにくい事由もあるようには思われますが、私どもは勿論、そこには踏みこみはしません
令和になって、コロナ禍の時代でもあって、ウクライナ戦争などの影響も多大に出ている時代でもあり、先が見えにくい時代であることは確かではあります
しかしながら、人生はそういうものなのですよね
山坂がありながら、それを何とか乗り越えていくのが人生なのだなぁと思います
所有者様・物件、それぞれにドラマがあります
道筋も結果も千差万別ではありますが、前進しようとするときになって初めて、色々な壁とも思える障害が出てくることがケースとしては多いのです
動かす場面を迎えた時に初めて、所有者様の諸関係者方の考え方の違い・立場の違いなどから、次から次へと色々な問題が噴出してきてしまうものなのです
それは現代令和ジャパンに限らず、ごく普通に起きうる事象です
後世に遺恨を残さないためにも、早めに動き出す必要はあるのではと思います
1年前はできた話もあったのには通じません
少子高齢化社会は進んでいるのです
勿論、いつどうされるのかの判断は所有者様にのみ限られた権限であります
しかしながら、どうしても関係者としてご親族がご意見をくださるものなのです
それを無視して動かしていいものなのかどうかは、所有者様の判断によりますが、親族関係にひびが入ってしまう事も散見されますので、私ども不動産業者としては、できればそこのデリケートな部分には触れたくはないなぁと毎度感じてしまうのですが、そこを避けていては、結局話が纏まるイメージが見えませんので、ご提案などはさせていただくことになってしまいます
ご提案をすることによって、前進することはケースとしては多いですが、勿論、そうでない場合もございます
ご親族間の問題は他者には立ち入りできないディープな部分もございますので、その時には他の方法をお勧めするしかないと思っておりますので、他の方策をご提案させていただく事もございます
弊社の仕事は、不動産に関わるご希望・問題・悩みなどを解決する事です
スグに解決できる場合もございますし、そうでない場合もございます
色々とご提案いたしますので、お試しください
(勿論、考え付くものをいくら試してもダメな場合もございますが・・・)
考えているだけでは、物事は動きません
とにかく、動いてみる事から始めましょう!!!!
お気軽にまずはご相談くださいませ