弊社の近隣エリアにおいても、売却物件数が全然増えない状態が継続中です
お客様にご紹介する物件の枯渇市場が継続中という事は、購入希望のお客様は新居探索のための探索時間がどんどん長くなっていってしまっている状態で、同時に購入を希望される方のライバルがどんどん増加中といった状況なのです
これは売却を希望される方サイドからすれば、売り手市場が続いているわけですので、ありがたいお話であります
反対に購入を希望される方サイドから見れば、相場高止まりが続いているという状態です
現在の品川区の不動産市場の相場も他のエリアと違わず、高止まり傾向にあります
弊社が大井町で仕事をスタートして半年が経過いたしましたが、相場は下がる傾向は全然見せませんし、物件枯渇状態も継続中です
確かに、ご売却の相談がないわけではございません
単純にご売却のみであれば、おそらく現在は売却には適している時期と言えそうです
お買い換えをご希望の場合、売却に関しては好条件でイケる可能性もございますが、購入する物件も高止まりしているので、悩まれる方が多いという事も、原因の一つと言えます
買替であるならば、売却も高く売れるのだし何とかなるであろうとも考えられますが、物件が不足しているために、住み替え先の新居候補が全然見つからない・・・
住み替えを別のエリアで探したりされるのであれば、まだ可能性も高くはなりますが、同じエリアで住み替えという事になりますと、難しい状況が出てきてしまう事が少なくないからです
高い相場での売却が望めるのは、物件が少ないからです➡これは勿論売却される際には、有利な状況と言えます
物件が少ない状況で新居候補を探すのは、購入できていないライバル達が不動産市場にはかなり存在されているので、新居獲得競争は熾烈を極めますし、お値段も下がりにくい状況という事になります・・
お買い換え・住み替えのお客様にしても、これは同じと言えます
①御所有されている不動産に関しての売却➡物件が少ない状態にありますので、高値による好条件での売却が期待できます
②お住み替え先に関して➡同じく物件が少ない状況がありますので、住み替え先がなかなか見つからない➡売却したくても二の足を踏んでしまう
=導かれる状況は、売買が進まないという事になってしまうのです
これは困りますよね
でも、町中を物件を探して歩いていると、更地や解体予定の古屋もかなり目に付くようになってきました
売却物件として不動産市場に出てくる可能性としては、かなり低いのですが・・・
(既に売却済みとなっている場合もありますが、解体はするけれども保有は続ける、または関係者間において、方向性の調整が纏まっていないなどの状況が多いのです)
不動産というものは、全てが所有者様にとっても高額で大事な財産でありますので、動かすという事になれば、人生においても大きな出来事にもなるからです
現在の不動産市場に関わる事情も色々と難しいことも点在致しますが、何とか新規物件を世に出すために私ども不動産業者は日々動いております
※城南エリアではございませんが、今週中に、一つ売却委任を取得する予定です
(他にも神奈川県での売却相談があり、これにつきましては後日調査のうえ、世に出すことができる可能性も低くないとのことです)