🗾👪需要期は過ぎましたが、まだまだ不動産市場は動き続けています・・・🗾👪
🏠戸建・🏢マンション・土地・収益物件等々・・・
🏁売却物件募集中です🏁
天候が暑くなったり、寒かったりとなんとなく落ち着きませんが、不動産の販売状況も落ち着きません。
先日の武蔵小山の築浅戸建物件は、業者が仕入れをして、なんと2日目で再販売が確定し、契約に至りました。
現在の市況を見ていると、全般的に動きは早くはないようなのですが、特徴のあるものに関しては特に足が速いように見受けられます。
やはり、人気エリアであるとか、人気駅の徒歩10分圏内であるとかです。大きいものや賃貸マンションである場合でもそうです。賃貸収益用の一棟売り等の売却もこれまた順調のようです。
以前と変わって新しく出てきているニーズは、
①新居として、3ベッドルームというスペースが必ずしも求められていない事
②車庫の有無にこだわらない
というようなご希望の方々が増えてきているというところです(勿論、現在も3LDK+車庫のニーズもかなりございますし、また1棟収益物件などの大きな物件を求める方もかなり多いですけれども・・・。とにかく新しいニーズが選択肢として増えてきている事は確かです。よって、大きなものから小さなものまで売却物件は不足している状態は続いております。)
新しいニーズのご説明としては、城南エリア等の東京都心部の例を見てみますと、子供が少なくなっている現状の他に、電車等の交通機関が便利で、どうしてもという場合にはカーシェアリング等を利用する方が増えたのということもあり、一昔前は必ず求められた車庫を昨今では必須項目から外して新居を探される方が増えています。ご家族の構成人数が少なくなってきているので、間取りも2LDKで十分であるという方が結構増えてきている現状があり、2LDKの車庫なしの戸建がかなり売れています。
時代によって求められている物件のスペックは変わるものですね。ご家族の人数が減って、車を必要としない人々が増えたという流れは止められませんので、これからの時代はどうなっていくのか掴み切れませんが、少子高齢化の波はすぐには解消されませんし、新しいタイプのご自宅の所有の仕方・住まい方を考えなくてはいけません。
勿論、都心部に行けば行くほど、お値段は上がりますが、都心生活者の方々が増えているので、少し狭くとも職住近接の住まいを求める方々が増えているのが新しい潮流であることは間違いないです。一昔前のように通勤時間が一時間という方は珍しくなっていますし、私の実家のある三多摩地区の多摩ニュータウンでも、お年寄りだけの街という流れが急激に進んでいるようです。郊外の街では、コンビニエンスやショッピングセンターなども撤退する減少も続いているので、お年寄りがクルマで買い物に出かけなければならない状況が不変のようです。危ないですけれども、これは仕方のない事ですよねぇ。若い人は都心部に行ったきり郊外には帰ってきませんから・・・。仕事も都心に出ていかなければありませんしね。
他にも、ちょこっとでも相場よりも安いかもと思う物件に関しては、建売業者が仕入れに素早く動いてしまうケースが多く見られ、その後商品として市場に出てくることが多いようです。
ご売却ということになりますと、色々と気が付かなかったことが出てきてしまって大変です。
いつかは通らねばいけない道であれば、今はご売却に関しては、どちらかというと悪くない時期と言えるようです。ご売却に関してはどの業者も一般のお客様も長い間理想の物件をお探しですので、市場にはどちらかというと静かではありますが、目の肥えたお客様が沢山いい物件が出てくるのを首を長くして待っていらっしゃいます。売主になることも買主になることも同じくらい大変です。
一生に一回だけの不動産売買ということも考えがちですが、実際にはそうでもありません。ご売却・ご購入の理由も人それぞれです。
買えるときには買い、売れるときには売る。そんな時代になってきているようです。
マンション・土地・戸建・賃貸中の物件・空き家等々。
様々な物件をお探しの方が、市場で物件が出てくるのを待たれています。
相続等による未利用地の取得・お買換えによるご売却・その他係争物件等、ご売却される理由も、人それぞれ、または物件ごとに全く違うものです。
(相続などで権利者間で揉めている・隣接地間で揉めている等の事案においても、ご相談ください。)
➡最近は相続物件の売却相談事例が多いように見受けられます。それはなぜかというと、核家族化が進み、ご実家に住むという方が少なくなってきているケースが激増しているからです。
確かに、ご実家ということになりますと、
①間取や築年数が古くて、現在の相続人ご家族の生活の仕方に合わないケースが多い
②相続人ご家族が、既にご自身のお勤めの先やお子さんの学校などの近くに不動産をご自身で所有されていることが多い
③相続人の中で、誰がご実家に住まうのか、またはどのように相続財産を分配するのかで話し合いが何度も繰り返される
⑤ご実家はどちらかというと田舎にあって、今の生活スタイルに合致しない
などが理由となってご実家には住まない選択を取るケースが多くなっています。
せっかく相続しても、今の方々の住まい方には合わず、住むには適さない土地であると判断されることが多いのです。
勿論所有者であるご両親は、御家族の思い出がたくさん詰まったご実家の売却は考えないという方向性があるのは当然です。ご実家の売却に関してはかなりハードルが高い交渉を親族間で何度も繰り広げなければいけないということもあり、何もしないまま時間が過ぎていくことになるケースが多いです。でも、ご実家の御両親がある程度の高齢になられたときに、ご高齢の御両親が二人又は一人で暮らし続けるという状況は、ご家族的にも放っておけませんし、いつも心配していかなければいけません。これは私ども不動産屋がお話できるレベルの問題ではありませんが、皆様が毎日生活するにあたって大きな問題です。ご両親や親族間で早めにお話し合いを始めることは必要なことです。
➡そうなると、売却を考える方法になる事が多くなるわけです。
➡ご売却して、相続人であるご親族で分配するというケースが多くなるのは、現在ではごく普通の流れです。
✪まずはお話をシンプルにし、その方向性(売却するのか、賃貸に回すのか、それとも住まうのか)を定めて、着地点を探るということが必要になります。
(時間はかかる場合も多いのですが・・。)
昨年度の当社の事例では、ご売却相談案件でしたが、親族間で売却益の分配の仕方で係争中の物件もご成約いただきました。他社で6年以上話が中断している状態から、当社が扱い初めて2か月でご成約となったこともあります。(勿論、当社の力だけではありません。色々と状況が揃って解決した事案でした。)
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※実はつい3日ほど前にも、ご近所の方が自宅の近所の一戸建が長い間空き家になっているようなので、息子さん夫婦用に欲しいのだけども、所有者が分からないとの相談を受けました。勿論すぐに対応はしましたが、既にお電話も通じず、投函したお手紙もポストの中にまだ入っているようです。ご近所に聞いても最近は誰も来ていないようだとのこと。
この物件に関わらず、ご近所の方にとって空家は
①不審火などの危険性がある
②猫・虫などの動物が棲みつく危険
③知らない人が入り込む危険
④古屋の場合には、外壁や屋根などから老朽化した部分が落ちてくる危険
⑤雑草などの繁茂
⑥心無い人たちが捨てていくゴミがたまる➡近所の有志が代わる代わる掃除をしなくてはいけないという迷惑
⑦近隣の住環境を害する外観等々・・・
これらに関しては、所有者の権利者間では家が建っていれば税金なども減免があるから放置というケースも多いのですが、別で書きましたように、放置空家等に対しては行政が動き始めています。所有者の感覚で判断されるのではなく、役所の基準で判断されていくことになります。
それが、「空き家対策特別措置法」というものです。
以下がその要件です。
(所有者様の気持ちとは関係ありません。行政の判断基準です)
①基礎や屋根、外壁などに問題があり、倒壊などの危険があるもの
②ごみの放置などで衛生上有害なもの
③適切な管理が行われておらず、著しく景観を損なうもの
④その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切なもの
「特定空き家」と認められた物件の持ち主には、行政が修繕や撤去の指導や勧告、命令ができる。命令に従わなかった場合には、行政が強制的に撤去し、かかった費用を持ち主に請求できる「代執行」も可能とされています。
※「空き家対策法」と関連してもうひとつ重要なことは、2015年度の税制改正によって、特定空き家に認定された建物については、固定資産税と都市計画税の「住宅用地の課税標準の特例」が適用されなくなったということがあります。
➡特定空き家になると、土地の固定資産税が最大6倍になるケースも出てきます。ということは家が建っていたとしても、土地の固定資産税は6倍になるわけで、最大のメリットが無くなってしまうわけです。
という風に変わってきています。(特定空き家に関しては当社ホームページ上でも記事を書きましたし、ネットを引けば沢山の記事が出てくると思います。)
特定空家の判断基準(品川区)➡
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