そのお客様は以前の会社にいた時に知り合ったお客様で、ご売却の悩みを抱えていらっしゃる方です
ご売却するにはご家族間の問題を解決しなければならないのです(不動産屋の私どもが立ち入れない心理的な問題・ご親族間の意見の食い違いなどは確かに存在します)が、当時は解決するには時間が足りず、延期となっていたのです
その後どうですかと尋ねましたが、ご家族間の問題というものは短期間で解決する事由ではございませんので、やはり、まだ平行線のまんまであるとのことでした
しかし、働きかけは続けているとのことで、いずれは売却するという事になるのではといった感じでした
お客様はお友達と一緒でしたので、詳しいお話はできませんでしたので、その話はここまででした
本日の15:00頃にも物件の件で動く予定なのですが、その物件もお話が合ってから随分と時間(数年)が経過しております(ほとんどすべての物件が、動き出してから、その問題点であったり、親族間の条件・意見であったりが次から次へと噴出するものですので、時間がかかってしまうのは当然のことであります)
不動産は大きな財産でありますので、査定後に即売却活動に移れるとも限りませんし、ご成約となるとも限りませんので、これは仕方のないことです
ただ、時間が経過していくうちに物件自体の状況・権利者間の状況などに変化がどんどん出てきてしまうものです
纏まりかけていたお話が水泡と化すこともしばしば・・・
それも仕方がないことと思うしかないのですけれども
できることならば、関係者が少ないうちに、また、ご自身でご判断できるうちに(年齢を重ねていきますと、成年後見を考慮するべきとの意見も多くなってきますので)早めに、方向性を出し、動き出すべきであると思われます
そうでないと、結局は後世の親族間に争族問題を残してしまう事となります(親族間での揉め事は、長く続くことも少なくありませんし、誰の意見が正しいのかという正解が存在しないため、結論が出にくいのです)
この方がご所有の不動産は、一昨年度ご売却に出され、スグにお申し込みが入り、契約の運びとなっていく予定でしたが、ご契約の流れを作っている最中にご親族内において意見の相違が明確化してしまい、結果売却中止となった事がある物件の売主様でした
未公開物件というものは、そのカテゴリに値するのかを考えると、難しいもので、普通に売却に出ていても、途中で売却中止という事もあり得ますし、利活用に変更という事も少なくありません
売却済みとなったものだけが、本当の物件であるという事も言えるのかもしれません
未公開物件というものは、不確定要素も公開物件と比較すると多いわけですので、ご売却の話自体が無くなってしまったりもすることも多々あります(公開物件も同じことが起こりえますが、確率的には低いです)
市場に新しく出てくる物件というものは、話が進んでいくうちに問題が見えてきたりするものも少なくないのです
不動産というものは大きな財産ですので、色々と問題・ご意見の調整などが出てきてしまうのは当然ですので、私ども不動産業者も、お客様の大事な財産をお取り扱いするわけですので、販売活動、ご成約、そして最後のお引渡が終わるまでは気が抜けないと思って活動しております
ご売却されたい方・ご購入されたい方 の間に入ってその関係を取り持ち、売主様・買主様双方にとってより良い理想郷ともいうことができる住空間でお過ごしいただけるように動くのが、我々不動産業者です
現在積極的に、ポスティングに動いております
どうぞご利用くださいませ
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売買営業部一同
住空間Arcadia株式会社